「緑のカーテン」
育成プロジェクト
Health Promotion × 環境衛生
※注:このプロジェクトはJ-HPHの研究資金は受けますが
J-HPHは関与しない独自の研究となります。
© 2023-2024 「緑のカーテン」育成プロジェクト
プロジェクト
環境衛生×Health Promotion
近年、地球温暖化などの気候変動により生活の見直しや対策が議論されています。「緑のカーテン」は、夏の強い陽ざしを窓外で遮ることで「涼しさ」を得る環境調整手法の一つです。「緑のカーテン」は外気温を低下させる効果がありヒートアイランド現象に対しては効果があるとされています。さらに、緑地は環境衛生のみならず、直接私たちの健康に影響が関与しているとされています。地域で取り組む「緑のカーテン」の栽培活動は、地域に対する愛着だけでなく、家族や近隣との会話頻度や地域活動への参加率へ影響があるとされています。
この取り組みは高齢者のヘルスプロモーションとしても有用であると考えられますが、その効果はまだ検証されていません。
今回のプロジェクトでは「緑のカーテン」育成活動を環境衛生活動と「通いの場」におけるヘルスプロモーションとして提案・実践し、参加者のwell-being(幸福)に繋がるかどうか調査します。
プロジェクトの流れ
〜2024年4月9日(火)
参加希望の組織代表者、または個人の参加希望者はフォームにて申し込して手続きを完了させます。
※申し込みは終了しました。参加希望の方は個別にご連絡ください。
2024年4月26日(金)
15時半〜1時間程度
ワークショップ「みんなで考えるヘルスプロモーション・環境衛生」を開催して参加者の健康状態をチェックします。また、インフォームドコンセントを実施します。開催方法はオンライン同時参加か組織代表者による伝達になります。※終了しました。
2024年6~10月
それぞれの組織は独自に「緑のカーテン」育成活動に取り組みます。例えば「収穫したゴーヤをメニューを考えて調理した」「組織以外の知人も参加するようになった」などなんでも大丈夫です。
2024年7月6日(土)、27日(土)
14〜15時
ポジティヴヘルスについての運営者を対象にした研修を実施いたします。皆様ぜひご参加ください。
2024年11月
取り組み終了後、再びワークショップを開催して振り返りをします。「クモの巣チャート」を用いて健康状態をチェックします。参加しなかった組織も対照群としてチェックをおこないます。
X(旧Twitter)をフォロー!
それぞれの共同組織の「緑のカーテン」の取り組みの様子はこのホームページとX(旧Twitter)上で発信し報告します。上記のQRコードからぜひフォローをお願いします。
よくある質問
参加組織で決めていただいて大丈夫です。院所と相談して敷地内の一部で育成してもよいです。個人で参加する場合は個人の家の敷地で育成してもよいです。プランター、鉢植え、花壇など施設の設備に応じて対応をお願いします。
「緑のカーテン」はどこで育成するの?
怪我や病気に対する補償はどうなるの?
怪我や病気に対する補償はありません。取り組みは自己責任でお願いいたします。夏場は熱中症の危険が予想されます。熱中症アラートなどに注意しながらの取り組みをお願いいたします。また、高齢の方を主に対象としているために転倒の可能性が考えられます。転倒を心配される参加者は、補助具の使用や介助者同伴のもと取り組みをお願いいたします。ワークショップでは、これらに対する説明と同意を参加者に行う予定です。
活動に対する費用は出してくれるの?
基本的に組織の負担ですが、希望者にはゴーヤの種を配布します。プランター、ネット、土などセットなどは2〜3千円ほどで市販されています。ご家庭の鉢などを使用しても大丈夫ですが、どうしても購入資金が不足しているは場合相談ください。
よくある質問
誰が申し込むの?
基本的には施設職員が組織代表者として申し込んでください。ただし、個人として参加を希望される方は、個人としてお申し込みください。個人ですが代表者とさせていただきます。
このプロジェクトの位置付けは?
この「緑のカーテン」育成プロジェクトは、京都の上京診療所、若田(理学療法士)と大阪の千北診療所、野口(医師)が代表となりJ-HPH2024年度研究助成を受けて行う取り組みです。内容についてJ-HPHは関与していません。また代表者の所属する施設も内容について関与していません。
活動紹介
2024年2月
京都上京診療所の健康友の会では常任役員会で「緑のカーテン」育成の承認をもらいました。場所は診療所の施設の一部か、隣接した関連施設(サービス付き高齢者住宅)の壁を使用しての育成を検討しています。サ高住に住んでおられる方も参加してくれるかもしれません!(写真は許可を得て掲載しています)
2024年4月
4月26日オンラインで説明会が開催されました。北は北海道から南は熊本まで16施設が参加してくださいました!これから全国の24施設で「緑のカーテン」育成活動が始まります!
2024年5月
大阪の千北診療所では、早くもゴーヤ君は大きくなり(しかも事務長が2個購入してくれて増えていた!!)、ツルが伸びたのでネットが張られています。
2024年5月
大阪の淀協本部のゴーヤはだいぶ成長してきました!
2024年5月
愛知の名南ふれあい病院ではチラシを作って職員や友の会、患者さんに呼びかけ中です!
2024年5月
大阪の淀協ファルマではチラシを作って職員や友の会、患者さんに呼びかけ中です!
2024年5月
大阪ではもう、花を咲かせた事業所がありました!
2024年5月
大阪の淀協本部では、この間の雨のおかげもあり、カーテンの雰囲気出来てきました。
2024年5月 大阪の淀協ではついに花が咲きました!
2024年5月
新潟では、GW前後種を蒔き先週ぐらいから芽が出始めています。残念ながらうちのは芽が出ず、鳥に食べられたようで、後日苗をいただく事になりました。
2024年5月
愛知の名南ふれあい病院では、区役所からもらった朝顔、ゴーヤ、インゲン、風船カズラの種を植えました。朝顔は芽が出始めましたが他は音沙汰なしです💦休日の水やりをどうしようかと頭を悩ませています。
2024年5月
大阪の伝法高見診療所では、100均にある給水ノズルを使い水やりをします。
ペットボトルに付けれる物です。ツタも伸びてるのめすがなかなか花が咲かなくて待ち遠しいです😊🌼*・
2024年6月
愛知の名南ふれあい病院です。今朝は風船カズラの芽も出てきていました🌱
また、緑のカーテンと並行して、昨年からはるかのひまわり絆プロジェクトを今年も行っています🌻
2024年6月
京都の上京診療所では近くにある関連施設のサ高住にもゴーヤを植えました。早くもツルが網を登り始めています。
2024年6月
大阪の淀協です。ゴーヤはほぼカーテン化して、市場の大きいゴーヤは15cmを超えました!
月末から食べられるかもしれません。最近日差しが強いので、水を1日3回あげています!
2024年6月
大阪の淀協です。最新版のHPH委員会ニュースです。
全号掲載できなかった事業所のゴーヤの様子を載せています!
2024年6月
愛知の名南ふれあい病院です。歩みはゆっくりですが、緑のカーテンの土台が育ってきました☺️
そろそろネットを張っていこうと思います🌱
2024年6月
北海道の函館陵北病院です。函館でも6月1日にゴーヤを植えました。まだまだ肌寒い日が多いですが、つるが巻き付いてくる様子もあり、ゴーヤの成長が楽しみです。1日は職員がお子さんを連れて遊びにきてくれたり、友の会の方も参加してくださいました。
2024年6月
愛知の名南ふれあい病院です。今日も暑い1日になりそうですね!だいぶ芽が出揃ってきました。施設の入所者さんが「風呂上がりの保湿のためにヘチマ作ってー」と依頼があったので、ヘチマも挑戦してみようかと思っています🌱
2024年6月
大阪の淀協です。昨日、ゴーヤを収穫して食べました♪美味しかったです!グリーンカーテンがジャングル化して来ていますが、一本づつ職場のメンバーで食べる方向で話しています。
2024年6月
愛知の名南ふれあい病院では、名南会健康友の会の方が可愛いネームプレートを作成してくださいました☺️「患者さんが見た時に名前が書いてある方が会話が弾むでしょー」と✨
いつも名南会のこと、患者さんの事を自分のことのように考えてくださる皆さんに感謝です💕
2024年6月
京都の上京診療所では早くもゴーヤの実がなったと思っていましたが、友の会の方が植えたきゅうりでした。近所の人も楽しみに観察されているそうで、「社会的つながり」になると良いなと思っています。
2024年6月
京都の上京診療所では、職員の子どもさんたちが友の会の方に了解を得て、胡瓜は収穫いたしました🥒兄弟で1本の胡瓜を楽しく収穫🌟その後夕食で美味しく頂きました!
2024年6月
愛知の名南ふれあい病院では、フウセンカズラの花が咲きました♪小さくて可愛いです😍また、おかわかめにも挑戦することになりました。
2024年6月
梅雨入りして蒸し暑いです🥵愛知の名南ふれあい病院では、なかなかネットが張れずにいたのですが、緑のカーテンの範囲が広すぎで市販のものでは対応しきれないので、麻紐でネットっぽく作っていくことになりました‼️グリーンカーテンには程遠いですが残暑までにはなんとか…😆
2024年6月
京都の上京診療所では、この1週間で急に成長しました。きゅうりも2本目が育っています。
2024年6月
大阪のよどの里では、すでに13本収穫し、職員が持ち帰り食べています。始めはスタッフが一人で水やっていましたが、気が付くとリハのスタッフが利用者さんと一緒に毎日水やりをしてくれるようになり、そして知らぬ間に収穫して食べてました。リハで収穫した個数の管理までしてくれてありがたい話です。利用者さんも喜んでいるとのことで、ベランダが活気づいています。写真はゴーヤとシラスの酢の物です。鰹節と梅だれをかけて食べたら絶品とのことでした。
2024年6月
大阪の淀協本部では一番大きいゴーヤを今朝カラスに試食されてしまいましたが、25cm以上を7本ほど収穫しています。
2024年6月
大阪の千北診療所でもゴーヤを料理されたようです。美味しそうですね!
2024年7月
愛知の名南ふれあい病院では、少しずつ窓に近づいて来ました😀1週間での成長速度も速くなって来ているように感じます。
フウセンカズラも下の方に可愛い風船を付けていました🎈
朝顔が小さいまま花をつけていてびっくりです‼️
2024年7月
大阪の淀協本部での大阪のゴーヤ収穫から試食会の様子です。
2024年7月
京都の上京診療所ではゴーヤはまだですが、キュウリ🥒の収穫がすでに4本目です。
今日は医事課職員のМさんが浅漬けの素を買って来てくれて、キュウリを漬けてくれました。
事例検討をしながら職員みんなで美味しくいただきました。
2024年7月
7月6日、参加事業所の職員や共同組織代表者が集まり「ポジティヴ・ヘルス」の学習会が開催されました。本プロジェクトの共同研究者である野口医師が研修でオランダに行かれたため、その内容をみんなで共有しました。「ポジティヴ・ヘルス」とは各々の主観的な健康観を大事にした、人を既存の医学モデルに当てはめない概念です。例えると、金子みすゞさんの「みんなちがって、みんないい」という感じです。非常に興味深い内容でした。7月27日、もう一度同じ内容で研修を行う予定です!
2024年7月
京都の上京診療所でも、やっとゴーヤの実がなりました。友の会の方が摘芯や受粉をしていてくれたみたいです!
2024年7月
大阪の淀協では、ゴーヤの黄色化現象が発生しています。
調べたらマグネシウム不足らしいので苦土石灰を買って水に溶かしてまきました。
緑になるでしょうか?
2024年7月
新潟の下越病院では、やっと今週雨が降りゴーヤもグングン伸びてきました。私達はみんな同じ種から育てます。
2024年7月
愛知の名南ふれあい病院では、今朝ゴーヤ見たら花と小さな実が💕
2024年7月
京都の上京診療所ではゴーヤがいつの間にか3本実っていたので職員が収穫してピクルスや塩麹漬けや浅漬けにしてくださいました。いつの間にか、なぜか大葉など関係ないものが植えられております😆
2024年7月
京都の上京診療所では、土曜日、仕事休みでしたが職員が水やり当番として職場に出向きました。カーテンの横のベンチで友の会の方らしき人がお喋りをしておられたので一緒に写真を撮らせていただきました😀
2024年7月
7月27日、参加事業所の職員や共同組織代表者が集まり「ポジティヴ・ヘルス」の学習会(2回目)が開催されました。参加者皆様と交流できて楽しかったです!皆さん楽しく取り組まれているようです!
2024年7月
大阪の伝法高見診療所では、ゴーヤの花が🌼やっと咲きましたが、まだ実は、ひとつもなってなくて寂しいです😭毎日、観察したいと思います!
2024年7月
京都の上京診療所では、猛暑が続いていますが、いつの間にかまさに「緑のカーテン」となっています。壮観ですね。
2024年8月
愛知の名南ふれあい病院です。だいぶ緑のカーテンらしくなってきました🌱
ただこの暑さが原因なのか、葉っぱが黄色くなってしまいこのまま無事に成長してくれるのか心配しています💦風船カズラは徐々に種の収穫をはじめました♪ハートの模様で可愛いですよ😍
種がたくさん採取できそうなので、ぜひ緑のカーテンプロジェクトご参加の皆さんにお届けできたらいいなーと思っています😀
2024年8月
京都の上京診療所の様子です。壮収穫していないゴーヤがオレンジ色になってしまいました。
2024年8月
愛知の名南ふれあい病院です。休みの間に第一号のゴーヤが黄色くなっていました🥺
2024年8月6日
京都の上京診療所です。番外編ですが、本日8月6日は忘れてはならない日です。当診療所の近くにあるお寺にて、今年も「平和の鐘」に参加いたしました。世界が少しでも平和になりますように。
2024年8月
愛知の名南ふれあい病院です。朝水やりをしていたらカーテンの重さに耐えかね紐が切れてしまいました…
事務の男の子に一緒に修復を依頼してなんとか再度吊り上げに成功‼️
2024年8月
京都の上京診療所です。ゴーヤの成熟の早さにメンバーが対応しきれず、オレンジ色になったゴーヤがちらほらあります。
2024年9月
新潟下越病院です。先週頃から沢山ゴーヤを収穫。お料理の画像も集まってきました。
2024年9月
大阪すずらん薬局です。そろそろこちらは終了。ゴーヤは7本位取れました。
チャンプルや天ぷらなど、楽しめた!と薬剤師さんからです!
2024年9月
京都の上京診療所です。ゴーヤの浅漬け、塩麹漬け、ピクルスを再度作り食させていただきました。大変美味しゅうございました。
2024年9月
大阪の淀協では、先日の台風🌀対策でゴーヤを泣く泣く切って終了したんですが、カラスに(カラス)つつかれたゴーヤのタネから新たな息吹が…なんと、発芽し4つの苗に🌱成長しています。が、いまから第二弾?どーしようか悩んでいます。
2024年10月19日
今年の取り組みも一通り完了したので、参加事業所で総括を行いました!「地域の方との会話が増えた」、「試食会が楽しかった」という声や、「苗を猫に掘られた」、「身をカラスに食べられた」などのハプニングなどいろいろなことがあったようでした。また、「業務との兼ね合いが難しかった」、「もっと多くの人を巻き込んで取り組みたかった」という今後につながる課題も意見として上がりました。とりあえず今年の取り組みはこれで終了です。今後はデータを整理してまとめようと思います。
参加資格
医療機関、介護保険施設などの職員と患者会や友の会などの共同組織の会員になります(通院・往診患者含みます)。また、疾患の有無、性別、年齢の適応基準は設けておりません。共同組織の参加者の取り組みを管理運営する(私たちと直接やりとりするなど)ため代表者が1名以上必要となります。
お問い合わせ・お申し込み
プロジェクトへの申し込みは下の「お申し込み」ボタンを押すかQRコードを読み取ってフォームを作成して送信してください。